
ここでは、2018年に公開された「名探偵コナン ゼロの執行人」の詳細/概要、あらすじや感想、登場キャラクター、主題歌、メインキャラクター基本情報などをご紹介させていただきます。
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劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」概要・基本情報

「名探偵コナン ゼロの執行人」とは、2018年4月13日に公開された名探偵コナン劇場版シリーズ第22作目にあたり、6作連続でシリーズ最高興収(91.8億円)を更新した大ヒット作。社会現象を巻き起こしました。
第20作・劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」にて初登場以来、人気を博している「安室透(降谷零)」が本作のメインキャラクターとして登場。「正義」をテーマとしたストーリーが展開します。
【あらすじ】東京サミット開催予定地「エッジ・オブ・オーシャン」で大事件発生…容疑者はなんとあの人物でコナン大ピンチ!最先端トリックの謎を解き明かせるか!?
作品名 | 名探偵コナン ゼロの執行人 |
公開年月 | 2018年4月13日 |
興行収入 | 91.8億円 |
監督 | 立川 譲 |
原作 | 青山 剛昌 |
脚本 | 櫻井 武晴 |
出演者 | 高山 みなみ / 古谷 徹 / 山崎 和佳奈 / 小山 力也 / 山口 勝平 / 林原 めぐみ / 茶風林 / 緒方 賢一 / 松井 菜桜子 / 岩居 由希子 / 高木 渉 / 大谷 育江 / 博多 大吉 / 上戸 彩 |
音楽 | 大野 克夫 |
主題歌 | 福山雅治「零 -ZERO-」 |
映画を観た感想と批評(レビュー)【満足度4 ★★★★☆】

実は筆者、ゼロの執行人については当時、公開終了直前ギリギリで映画館へ足を運んでいます。というのも、コナン映画22作目ともなると「そろそろネタが尽きてもおかしくないだろうなぁ。面白いかなぁ…。」と(何故かその時は)見なくていい映画判定を下し、メインキャラとなる安室透の人気は知っていたものの、映画館へわざわざ行く程ではなないだろうとタカをくくっていた口。
ところが映画公開後、コナン好きの友人・知人が口を揃えて「絶対見ろ!!!」「一緒に観に行こう!!」とか言うので、(友人に連れられ)慌てて映画館へ足を運ぶことに。笑
(因みにコナン映画を大人1人は恥ずかしさで昇天できるので、悟りの境地を開けた人だけ1人で映画館へ行こう。言っとくけど、1人はとっても”デンジャラス”だよ?)
で正直な感想ですが、これは非常に面白かった(いや、表現としては「楽しめた」になるかな?)。毎回どうやってネタを考えているのか教えて欲しいくらい、過去のコナン映画の中ではダントツ&個人的ランキングを更新。なるほど、みんなが見ろとウルサイ訳だ、と。教えてくれたみんなに感謝。(アリガト!)
何がどうかって、まず何をとっても演出が”楽しい”。そう、最初から最後まで、自分がワクワクしているのが分かるくらい、観ていて楽しいのです。(子供たちに混じって、ウキウキが止まらない大人って…)
演出というのは、どうお伝えしていいか表現に困るのですが、最初にシャーン!!!って来てドカーン!!!!!!となって、アワワ…からの、バキューン!!シャーン!!!最後ドーン!!!!!!!って感じです。(伝わらないこのハラハラ&ドキドキ感)
あとこれ本当にビックリしたのですが、メインキャラの安室透が非常に格好良かった。今作でその人気をやっと理解できた、、と思います。(汗)しかし後ろの席の女の子たちの悲鳴(?)はアイドルのそれだったような…(劇場内は子供が6〜7割くらい?で明るい雰囲気でした)
映画の舞台が東京で、東京サミット開催など”現実とリンクしている”のも良かったポイントです。実際に起こってもおかしくないストーリーで、なかなかリアリティがありました。
でも、真犯人の犯行手口が今時(最新)な手口だったのは何故かウケてしまった…昔からのコナンを知ってる世代だからかな…?いつもと違うじゃん!と心の中でツッコミました。

ただ残念なポイントとして、物語がちょっと分かりづらい。今回の作品は公式からの予告紹介でもあったように、警視庁やら公安警察やらが物語進展の鍵を握っていたので、専門用語と色んな役職キャラが登場。筆者が刑事モノも好きなので特に気になりませんでしたが、分からない人(特に子供たち)は多いと思います。
ただでさえ東京サミットとか子供には分かりづらいのに…。もしかして今回の作品は、ちょっと大人向けだったのかな?という印象です。
刑事モノ余り観ないし専門用語知らないよー!という方は、「警視庁と公安の違いって何?」という疑問だけでも解決してから視聴されると、物語が頭に入りやすくなると思います。
あと、注目の新キャラクター安室透を全然知らないという方も問題なく観れますよ。(筆者がそうだったので…笑)
彼が何者で、どんな考えや過去を持っていて、どうして「そんなこと」をしたのか?などが、この1作品の中でもそれなりにまとまっています。
最も心に残ったシーンもお伝えしたいのだけれど…
これ正直なところ、最後の最後が一番印象に残りました。何故かというと(もう映画観て欲しいレベルなんでry)本作の”真”犯人が分かるからです。いや、これの意味は作品観ないと分かりません、絶対に。
全体を通しては、警察通しの関係性や登場人物それぞれの”歪んだ正義”が垣間見えたのが新鮮で面白かったです。脚本が相棒シリーズなど担当されてる櫻井武晴さんなだけあるなぁーと、1人で関心。
「コナン映画で1つだけおすすめ教えて!」と言われたら、筆者は本作品をおすすめします。(ただし、物語が大人向けっぽいので、コナン世代で刑事ドラマ好きに限る)
本作のオリジナルキャラクター・登場人物紹介
続いては、名探偵コナン ゼロの執行人のメイン&初登&場オリジナルキャラクター・登場人物をご紹介します。
また本作ではゲスト声優に、上戸彩さん(橘 境子役)と博多大吉さん(羽場 二三一役)が登場されました。上戸彩さんについては約12年振りのコナン映画出演となったそうですよ。
注目のメインキャラクター
安室 透( あむろ とおる ):
警察庁警備局 警備企画課 ゼロ所属の公安警察・捜査官。本名は「降谷零(ふるや れい)」だが黒の組織にコードネーム「バーボン」として潜入捜査をしており、コナンたちの前には私立探偵「安室透(あむろ とおる)」として現れた、トリプルフェイスを持つ男。
黒田 兵衛(くろだ ひょうえ):
警視庁刑事部 捜査一課 管理官。大柄で片目が義眼の男で階級は「警視」。身体的な特徴が黒の組織No.2「ラム」と一致しており、コナンが警戒している相手である。
風見 裕也(かざみ ゆうや):
警視庁公安部所属 公安警察官。降谷零の部下。安室 透と同じく、第20作・劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」にて初登場した。
その他キャラクター
日下部 誠(くさかべ まこと):
警視庁・公安部所属のエース検事。国際会議場爆破事件の担当。容疑者となった毛利小五郎の取り調べを行う。
橘 境子(たちばな きょうこ):
弁護士。容疑者となってしまった毛利小五郎の弁護を担当。公安事件の担当が多く、過去の裁判では全敗しており、なんとも言えない頼りなさが滲み出ている。
羽場 二三一(はば ふみかず):
司法修習生。かつては橘境子と同じ弁護士事務所に所属し、裁判官を志望していた司法修習生だったが、ある「事件」により死亡した。
主題歌「零 -ZERO-」と福山雅治
本作の主題歌は、福山雅治(ふくやま まさはる)さんが歌う「零 -ZERO-」。映画のために書き下ろされました。福山雅治さんの渋くて深みのあるボーカルに、まるで降谷零の意思を映し出したかのような歌詞がギターの寂しげなメロディーと合わさり…ずっと聴いていると、どこか切ない気持ちになる曲です。
リズミカルなメロディーが、映画のラストシーンを華やかに盛り上げてくれます。晴天の日のドライブなんかにも、ぴったり合いそうな曲です。
福山雅治さんとは?
現在‘(2019年)も現役で活動されている有名なシンガーソングライター。音楽プロデューサーやタレント・俳優などとしても活躍されています。
メインキャラ安室透が乗っていた車の「車種」は何?
予告でも登場した、安室透が運転していた愛車。車種は「マツダ アンフィニ RX-7(FD3S) <白>」とのこと。スポーティーなデザインが人気のスポーツカーなのだそうです。
マツダ アンフィニ RX-7(FD3S) <白>

本作の見所(みどころ)初っ端からカッコいい!オープニングは油断するな!
名探偵コナン ゼロの執行人の見所…は、色々あり過ぎるのですが今回は「7つ」。特に、メインキャラクターとして登場する「安室透」の行動力や思惑には、最後の最後まで驚かされることになるでしょう。
- オープニングの「入り」
- 事件の始まり・ダイナミック演出。今回も派手です!
- 専門用語が咲き乱れて意味不明かも?刑事ドラマシーン
- テクノロジー(IoT)&トリック炸裂
- 安室透の迫力満点な運転シーン
- 真犯人たちが暴かれるシーン
- 衝撃過ぎて賛否両論のラストシーン
最後に…(最新情報)
社会現象まで巻き起こしたという本作は、2019年4月26日の金曜ロードショーで地上波初登場です。お時間のある方はぜひ一度、視聴してみてはいかがでしょうか?
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