

ここでは1985年5月に公開された映画「ターミネーター」の概要や見どころ&感想をはじめ、原作や監督・キャストに関する裏話・詳細情報、おすすめ関連作品などをご紹介させていただきます。ぜひチェックして行ってくださいね♪
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映画「ターミネーター」概要・基本情報

本作は、1945年にアメリカで公開された映画「ターミネーター」シリーズの代表作です。1985年に日本でも上映されると瞬く間に大ヒット。後世にその名を残すロングヒット作となった、ジェームズ・キャメロン監督の記念すべき出世作です。
ジェームズ・キャメロン監督はのちに「エイリアン2」や「タイタニック」、「アバター」といったこれまた大ヒット作を生み出しており、2021年からは「アバター」の新作を制作予定との噂もされています。
あらすじ
サラ・コナーは今日も大学とアルバイト生活。いつもの日常を過ごしていた。しかし一方、町では同姓同名の女性が次々と何者かに”惨殺される事件”が起こりはじめ…
作品名 | ターミネーター |
公開年月 | 1985年5月25日 |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン / ゲイル・アン・ハード |
製作 | ゲイル・アン・ハード |
出演者 | アーノルド・シュワルツェネッガー / マイケル・ビーン / リンダ・ハミルトン |
音楽 | ブラッド・フィーデル |
製作国 | アメリカ合衆国 |
配給 | ワーナー・ブラザース |
元ネタや原作はある?監督は?主演は?映画に関するネタ情報
ここでは映画「ターミネーター」に関する、ちょっとした豆知識、原作や監督、主演ネタなど、より詳細な情報をお届けします。

ターミネーターは監督の悪夢から始まった!?
今やSFロボット映画と言えば「ターミネーター」と人々に連想させるまでになった本作。ことの始まりは、監督ジェームズ・キャメロン氏が見た”悪夢”でした。
当時のジェームズ・キャメロン監督は、初監督作である「殺人魚フライング・キラー」が酷評を受け完全に失敗したことで、精神的に追い詰められていました。
そんなある時に見てしまったのが、“炎の中からロボットが現れて自分を殺しにやって来る…”という子供なら悲鳴を上げて飛び起きているであろう、なんとも恐ろしい悪夢。
しかしその悪夢から次作の着想を得たジェームズ・キャメロン監督は、これを直ぐに脚本化し「ターミネーター」を製作。世界的なヒットとなり、晴れてメインストリームを歩むようになりました。
“審判の日”とは?社会的なベースとなったのは”冷戦”だった
「ターミネーター」の世界で重要な鍵となる“審判の日”。この世界観を作り上げる社会的なベースとなったのは1980年代前半に起こった米国と旧ソ連の”冷戦”なのだとか。
1983年には核戦争へと発展しかねないミサイル発射の誤報という大事件も起こり、人々は常に未来への不安と緊張の中で生きていた…そんなただならぬリアルな日常をベースに映し出されています。
なお“審判の日”とされている1997年8月29日は、冷戦初期の1949年に行なわれたソ連初の核実験の日に由来しているそうです。

シュワちゃんじゃない…だと?ターミネーター候補はあの有名人
今でこそ完璧なハマり役となったターミネーター役の俳優アーノルド・シュワルツェネッガー氏。最初のターミネーター候補は彼ではなかったことをご存知でしょうか?
実は、一番最初にターミネーター候補として名前が上がっていたのは、ジェームズ・キャメロン監督の初監督作「殺人魚フライング・キラー」にも出演した俳優ランス・ヘンリクセン氏でした。
当のシュワちゃんはなんとカイル・リース役希望だったのですが、監督はキャスティングの面談を通してシュワちゃんこそターミネーター役にふさわしいと抜擢したそう。
で、役を取られてしまったランス・ヘンリクセン氏はどうなったのかと言うと…代わりにロサンゼルス市警・刑事役として登場することに。またその後の同監督作「エイリアン2」にて、重要人物であるアンドロイド役に抜擢。そこで見事に役を演じきり話題となりました。
映画の見どころ・感想レビュー(ネタバレなし)【満足度4.5 ★★★★☆】
筆者がこの映画「ターミネーター」シリーズを知ったのは子供の頃なので、もう10年以上前の話になるのですが、実は一番最初に観たのは「ターミネーター」ではなく「ターミネーター2」でした。笑
何故、順番が逆転したのか覚えてはいませんが、1つ言えることは「ターミネーター2」から観ても本作はめちゃくちゃ面白いということ。どういう話か知らなくても観れるし、2でわからなかったことは1で回収できたので、何の支障もありませんでした。
むしろ「そ、そういうことだったのか!」を、セルフで味わえたので楽しかったです。

本作「ターミネーター」については、これが30年以上も前に制作された作品だとはまず思えないくらい、技術もストーリーも役者さん音楽も、何もかもがハイレベルです。
ストーリーに関しては、これからまさにそんな時代がやってきてもおかしくない。超現実的な内容で、観終わった後は未来について想像力を掻き立てられます。(当時は空想レベルだったかもしれませんが)
また、本作は正義側ではなく、悪役である俳優アーノルド・シュワルツェネッガーさんがもっとも有名人となっていますが、「人間の中身がまさか…こうなっているとは…」と、なかなか衝撃的な設定。
登場シーンも、クールな映像に豪華な音楽と、とにかくカッコイイ!!「デデンデンデデン、デデンデンデデン、、、」と口ずさまれて、分からない人の方がもはや少ないでしょうね。
また、怒涛のアクションシーンで「あーハイハイ。このシーンはお決まりですね」と、流してしまいそうになる場面もありますが、次回作に繋がる伏線もしっかりストーリーの中におさめられていますので、瞬き厳禁で最後まで目に焼き付けて欲しいところです。
クライマックスでは、最後の最後まで主人公たちがとにかく敵に追い回されまくるので、本当に心臓が破裂しそうになります。心臓が弱い方はかなり注意が必要かもしれません。
本作の見どころ
- 突然現れた謎の男2人の目的
- 何らかの理由で次々と惨殺されるサラ・コナーたち
- 謎の男の1人がみている”悪夢”の正体
- サラ・コナーと未来の関係
- 強すぎる相手に逃げ惑う恐怖のクライマックス
因みに、本作は当時B級映画と評されるレベルの低予算で制作が行われたそうなのですが、あまりの大ヒットぶりに、次回作である「ターミネーター2」では1億ドルを超える膨大な製作費が準備されたのだとか。人気が出るって凄い…。
本作をおすすめする方・おすすめしない方
おすすめする方
- 世界終末や近未来系が好き
- ロボットやデジタル、機械モノが好き
- バトル&アクション系が好き
- 俳優アーノルド・シュワルツェネッガーさんのファン
- 女優リンダ・ハミルトンさんのファン
- シリーズ第1作目を観たことがない
おすすめしない方
- 流血&グロテスクが苦手
- 主人公が追いかけられる・パニック系が苦手
- 激しいアクション・爆発音などが苦手
- 世界終末や近未来系が好きじゃない
- ロボットやデジタル、機械モノが好きじゃない
本作が気に入った方へ♪関連作品ピックアップ
映画「ターミネーター」が気に入った方には、こちらの作品もおすすめです。VODサービスの無料トライアルで視聴できる作品もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
「ターミネーター」シリーズ
「ターミネーター」シリーズは、1984年にアメリカで初公開(日本では1985年に公開)されたB級(当初)SF・アクション映画です。近未来では世界がロボットに支配されているという設定のインパクトが受け、またたく間に世界的ヒット作となりました。
「マトリックス」シリーズ
「マトリックス」シリーズは、1999年に初公開されたSF・アクション映画。カンフーファイトのテイストやメタファー・暗示を置き、哲学や信仰といったテーマも表現。従来のCGにはないワイヤーアクションやVFXを融合した斬新な映像で「映像革命」と言われた話題作(シリーズ)です。
実写版「バイオハザード」シリーズ
実写版「バイオハザード」シリーズは、カプコンから発売されているサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」を原案とした、女優ミラ・ジョボビッチさん主演のサバイバルアクションホラー映画です。
これまでに「バイオハザード」「バイオハザードII アポカリプス」「バイオハザードIII」「バイオハザードIV アフターライフ」「バイオハザードV リトリビューション」「バイオハザード: ザ・ファイナル」の6作が公開されています。



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