

ここでは1991年8月に公開された映画「ターミネーター2」の概要や見どころ&感想をはじめ、原作や監督・キャストに関する裏話・詳細情報、おすすめ関連作品などをご紹介させていただきます。ぜひチェックして行ってくださいね♪
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映画「ターミネーター2」概要・基本情報

本作「ターミネーター2」は、B級映画と言われていたにも関わらず世界的ヒット作となった第1作目・映画「ターミネーター」シリーズの第2作目にあたります。1991年、アメリカ公開から約1ヶ月遅れで日本でも上映され、こちらも瞬く間に大ヒットとなりました。
また、主人公演じるサラ・コナーの息子ジョン・コナーは、サラ・コナー役リンダ・ハミルトンさんの実の息子であるダルトンさんが幼少期を演じていたことや、新たなターミネーター役ロバート・パトリックさんの人間離れを感じさせる演技に、怖すぎる…と言った声が上がるなど、数々のシーンが話題を呼びました。
あらすじ
ジョン・コナーは、ある理由で唯一の家族サラと離れて暮らしていた。友人と悪さをしたりゲームセンターで遊んだり、日常は淡々と過ぎていった。“運命のアイツ”が来るまでは…
作品名 | ターミネーター2 |
公開年月 | 1991年8月24日 |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン / ウィリアム・ウィッシャー |
製作 | ジェームズ・キャメロン |
出演者 | アーノルド・シュワルツェネッガー / リンダ・ハミルトン / エドワード・ファーロング / ロバート・パトリック |
音楽 | ブラッド・フィーデル |
製作国 | アメリカ合衆国 |
配給 | 東宝東和 |
元ネタや原作はある?監督は?主演は?映画に関するネタ情報
ここでは映画「ターミネーター2」に関する、ちょっとした豆知識、原作や監督、主演ネタなど、より詳細な情報をお届けします。

続編に山あり谷あり…ターミネーターの権利争奪戦も”冷戦”状態だった
第1作目「ターミネーター 」が見事大ヒットをおさめ、続編を望む声が多く寄せられる中、次作の制作は難航を極めていました。なんと製作から公開までには約6年の歳月が流れたのです。
これが何故かと言うと当時、続編製作の権利も持っていたヘムデール社に対してジェームズ・キャメロン監督は不信感を抱いていたため、次作の話自体が上手く進展しなかったのだとか。
まさに監督と権利会社の”冷戦状態”が続く中、ある時ヘムデール社の経営が急激に悪化します。そこへすかさず顔を出したのはなんとターミネーター役のシュワちゃん。
映画「トータル・リコール」で仲良くなったカロルコ社の社長に「ターミネーターの権利を買い取れ」と持ちかけ見事に買収。ようやく正式に続編プロジェクトが動き出したのでした。

しかしその製作スゲジュールは非常にタイトであったそうで、前代未聞1年足らずでの製作を余儀なくされました。監督は寝る間も惜しんで1日16時間の超過密スケジュールで脚本を書き上げなんとか製作を進められたのだそうです。

サラ・コナー役のリンダ・ハミルトン気合いが入りすぎてシーンをカットされる
前作に引き続き女戦士サラ・コナー役を務めた女優リンダ・ハミルトンさん。本当に「ターミネーター」に出演できることが嬉しかったのでしょう。シナリオも読まずに出演を即決し、リアリティが大切と言うことで細部まで役を作り込んだそうです。
その結果、例のピッキングシーンは演技ではなくリンダ・ハミルトンさんが本当にピッキングを行ったものを撮影することに。そこまで覚えなくても…という世間の声を体現するかの如く、イギリス公開時にそのシーンはやはりカットされてしまったとのこと。

未来のリーダー:ジョン・コナー役はボーイズクラブで偶然見つけた美少年
サラ・コナーの息子で未来のリーダーとなる重要ポジション、ジョン・コナー役を務めた話題の美少年エドワード・ファーロング氏(当時13歳)はなんと、キャスティング担当者がボーイズクラブで見つけた完全な素人だったそうです。
ジョン・コナーのイメージにぴったりだと直感したキャスティング担当者は直ぐにエドワード・ファーロング氏に声をかけたそうですが、エドワード・ファーロング氏が家族にそれを話すと児童ポルノではないか?と勘違い。最初は嫌がれてしまった…なんて裏話も。

映画の見どころ・感想レビュー(ネタバレなし)【満足度5 ★★★★★】
筆者が映画「ターミネーター」シリーズで初めて視聴した映画こそ、この「ターミネーター2」です。当時は子供だったので、親がビデオレンタルショップで借りて来てダビング(コピー)したビデオテープを、休日に何度も何度も観ていたのを覚えています。
子供なのにバイクを乗り回したり、ATMをハッキングする天才美少年ジョン・コナー、顔の表情や体の動きが人間離れし過ぎていて本当にロボットだと思っていたターミネーターT-1000、登場シーンがクール&ダンディー過ぎて空いた口が塞がらなかったターミネーターT-800(この人ほどバイクとサングラスが似合う人もいないと思った)、など、、、
すべてにおいて子供の自分には衝撃的で、そこそこ生き方に影響に与えた気がします。



本作は、前作とはうって変わり、ターミネーター同士の戦いが勃発します。その激しい攻防撃に目は釘付けになり、手には冷や汗、何度も息を呑んでしまいます。新ターミネーターが普通の機械ではないところも高ポイント。当時あのCGには本当に驚いた…。
そしてただのバトル・アクションではないところが、この作品の良いところ。場面を重ねていくにつれ、謎に包まれていた部分が浮き彫りとなったり、戦いの火種となった人物にもいろんな思いがあったんだなぁと分かったり、家族やーミネーターとの絆が深まっていく様子が、それぞれ鮮明に描かれています。
少しずつ変わっていくターミネーターたちの表情にも、ぜひ注目してみてください。人間とロボットの区別がなくなっていくような感じ…最近のアニメ映画「イノセンス」にも似ているなと思いました。(こっちは人間がロボットになるので全くの逆パターンですが)
ラストシーンはあまりにも辛過ぎて、何度も何度も(いまだに)、涙なしでは観られません。
本作の見どころ
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新型ターミネーター登場!何が違う?
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別々にやって来た2体のターミネーターそれぞれの目的
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ジョン・コナーが随所に渡り見せるリーダーの才覚
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さすがは指導者の母サラ・コナー。ハラハラドキドキの脱出劇
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終末に導いた犯人は…お前かぁぁぁぁぁっ!!(なんか、かわいそう)
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喜ぶべきなのに悲しすぎる…ラストシーン
因みに、主人公のジョン・コナーはヒップホップ・グループ「Public Enemy(パブリック・エナミー)」のファンという設定だそうで、よく見ると彼らのTシャツを着ています。登場人物の持ち物で色んな発見があるのも、面白いですよね。
本作をおすすめする方・おすすめしない方
おすすめする方
- 世界終末や近未来系が好き
- ロボットやデジタル、機械モノが好き
- バトル&アクション系が好き
- 俳優アーノルド・シュワルツェネッガーさんのファン
- 女優リンダ・ハミルトンさんのファン
- 主人公がイケメンだとテンションが上がる
- シリーズをすべて制覇したい
おすすめしない方
- 流血&グロテスクが苦手(※体を切開するシーンがあります)
- 主人公が追いかけられる・パニック系が苦手
- 激しいアクション・爆発音などが苦手
- 世界終末や近未来系が好きじゃない
- ロボットやデジタル、機械モノが好きじゃない
- 主人公がイケメンだと悔しさで枕を涙で濡らしてしまう
本作が気に入った方へ♪関連作品ピックアップ
映画「ターミネーター2」が気に入った方には、こちらの作品もおすすめです。VODサービスの無料トライアルで視聴できる作品もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
「ターミネーター」シリーズ
「ターミネーター」シリーズは、1984年にアメリカで初公開(日本では1985年に公開)されたB級(当初)SF・アクション映画です。近未来では世界がロボットに支配されているという設定のインパクトが受け、またたく間に世界的ヒット作となりました。
「マトリックス」シリーズ
「マトリックス」シリーズは、1999年に初公開されたSF・アクション映画。カンフーファイトのテイストやメタファー・暗示を置き、哲学や信仰といったテーマも表現。従来のCGにはないワイヤーアクションやVFXを融合した斬新な映像で「映像革命」と言われた話題作(シリーズ)です。
実写版「バイオハザード」シリーズ
実写版「バイオハザード」シリーズは、カプコンから発売されているサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」を原案とした、女優ミラ・ジョボビッチさん主演のサバイバルアクションホラー映画です。
これまでに「バイオハザード」「バイオハザードII アポカリプス」「バイオハザードIII」「バイオハザードIV アフターライフ」「バイオハザードV リトリビューション」「バイオハザード: ザ・ファイナル」の6作が公開されています。



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