

2018年、サンダンス映画祭にて世界初公開、カンヌ映画祭・トロント国際映画祭・ニューヨーク映画祭など様々な映画祭で上映が行われ、批評家及び観客から高評価を獲得している映画「ワイルドライフ」の日本公開が決定!気になる予告や見どころ情報をお届けします。
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目次:気になるタイトルへジャンプ!
映画「ワイルドライフ」概要・基本情報

本作は、映画「スイス・アーミー・マン」などの個性派俳優ポール・ダノが初監督を務め、とある家族関係の変貌を描いた人間ドラマです。主演キャスト(夫婦役)を、映画「ドライヴ」のキャリー・マリガンと映画「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホールが演じます。
【あらすじ】仲の良い夫婦ジェリーとジャネットと少年ジョーは、慎ましくも幸せな毎日を送っていました。しかし彼らは“その日”、予想だにしない人生の岐路に立たされ…
作品名 | ワイルドライフ |
公開年月 | 2019年7月5日 |
監督 | ポール・ダノ |
原作 | リチャード・フォード「Wildlife」 |
脚本 | ポール・ダノ / ゾーイ・カザン |
製作 | オーレン・ムーヴァーマン / ジェイク・ギレンホール / リヴァ・マーカー / アン・ルアク / アレックス・サックス / アンドリュー・ダンカン |
出演者 | キャリー・マリガン / ジェイク・ギレンホール / エド・オクセンボールド / ビル・キャンプ |
音楽 | デヴィッド・ラング |
製作会社 | ジューン・ピクチャーズ / ナイン・ストーリーズ・プロダクションズ |
配給 | キノフィルムズ |
予告を観た感想と軽く考察。これは“どの家庭にでも起こり得る”物語
家族の関係って、簡単なようで実は複雑で難しい事も多いですよね。それは日本だけでなく、世界に共通する問題のご様子。「こういう昼ドラあるよな〜」と、予告を観ていて思ってしまいました。苦笑
1960年代が舞台という事で、映像はどこを観ても味を感じます。ノスタルジックな雰囲気が好きな方も多いのではないでしょうか。
ストーリーについては考察するまでもなく、かなり分かりやすい内容だと思われます。シンプルなテーマ故に、演出や演技に深みが求められそうですが、そこは流石といったところですかね。主演のキャリー・マリガンさんやジェイク・ギレンホールさんはじめ、豪華キャストが勢揃いしています。
本作は個性派俳優として有名なポール・ダノさんが初めてメガホンを取った作品との事で、筆者も一度観て見たいと考えています。因みに代表作は「ナイト&デイ」「それでも夜は明ける」「オクジャ/okja」などがあります。ご存知方もいらっしゃるのでは?
さらに脚本・製作は、ポール・ダノさん自身のパートナーである、女優ゾーイ・カザンさんと手掛けたそうです。お二人にはお子さんもいらっしゃるとの話ですが、夫婦でこうした映画を作るというのは、一体どういう気持ちなのか…無駄に勘ぐってしまいますね。
この手のテーマの映画は、観ると精神力を使うタイプの人も多そうですが、ポール・ダノ初監督作品で海外の評価も悪くないので、期待せざるを得ないところですね。

W主演キャリー・マリガン&ジェイク・ギレンホール、その他キャストも豪華!

本作で主演・ジェリー役を演じるのは、これまでアカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞ノミネートなど、数多くの受賞経歴を持つ、女優キャリー・マリガンさん。
代表作「17歳の肖像」「未来を花束にして」「ウォール・ストリート」「わたしを離さないで」など、多くの話題作への出演している若手・実力派女優です。
そして、同じく主演・ジャネット役を演じるのは、俳優ジェイク・ギレンホールさん。代表作「シティ・スリッカーズ」「ナイトクローラー」「プリズナーズ」「オクジャ/okja」など。オファーが絶えない人気俳優の一人で、本作と同日公開予定の映画「ゴールデン・リバー」にも出演しています。
その他にも、映画「JULIAN」「ペーパー・プレーンズ」といった作品で数々の受賞をした、実力派俳優エド・オクセンボールドさん(少年ジョー役)や、映画「パブリック・エネミーズ」「それでも夜は明ける」など、数々の作品に出演してきた名バイプレイヤー・俳優のビル・キャンプさん(ミラー役)ら、豪華キャスト陣が登場します。
見所(みどころ)世界観が哀愁を加速させる、大人と子供の心理描写に注目

見どころは、1960年代の生活や街並みが反映されたシネマトグラフィー(映画撮影術)と、子供の視点から見た家族という存在。この2点が中心になるのではないかと思われます。
- キッカケ1つ、ありふれた家族の変貌
- 時代を感じる美しいシネマトグラフィー
- 家族とは?大人の責任とは?変われない大人たちの姿
- 傷つきながらも強くなっていく少年ジョーの姿
- 少年ジョー&第三者視点で見る家族の行く末
日本でも近年は様々な家庭問題が増えていますし、きっと彼らの状況が心に響く方も多いのではないでしょうか。
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